建築技術デザインセミナー 「電気床暖房システムの革命」講師 菅原重喜
「電気床暖房システムの革命」講師 菅原重喜 
                                  建築技術デザイン委員会  宮崎正之


 近年建築にオール電化システムの採用は安全性・制御性(省エネ・エコ)・クリーン性から
市場に占める割合が非常に高くなってきています。北海道においては暖房システムの検討は
設計を進める中で重要な部分です。

 床暖房は快適な空間(吹き抜け等)を計画するうえで多く採用します。電気式床暖房には
融雪電力利用のパネル方式とスラブコンクリートの熱容量を利用した蓄熱式方式があります。
乾式と湿式といえますが蓄熱方式は安価な深夜電力を利用して蓄熱した熱を昼間に放熱させる
システムですが放熱コントロールが出来ません。

 紹介する今回の電気式床暖房(慈創産業株式会社開発)は従来のパネル布設面を分割し、
ゴムチップパネルの蓄熱特性を利用しリレーで通電していくシステムで、ランニングコストは
安価な深夜電力利用の蓄熱方式と同等なランニングコスト、さらに制御が簡単であるメリットを
持ち画期的な電気式床暖房です。特に福祉施設や教育関連施設に適していると思います。

 床パネル布設面の四分の一の面積の電気容量の投入で済みますからキュービクル等高圧
受電に至らない設計で済む場合が実績として多くなっています。今後の課題は発熱ケーブル
(自己制御ヒーター)とセットパネルのローコストなイニシアルコストを市場に提供出来るか期待
したいところです。


「電気床暖房システムの革命」 講師 菅原重喜氏 慈創産業株式会社
日時:7月10日(金)18:00~20:00
会場:内田洋行ユビキタス協創広場 U-cala(札幌市中央区大通東3-1)
参加者 32名                                    
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 09:20 | 北の建築家たち Vol.66
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