(社) 日本建築家協会   北海道支部 広報
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カテゴリ:北の建築家たち Vol.66( 25 )
JIAセミナー「建築を伝える」第2回 上遠野徹
                                           事業委員会 照井康穂

 上遠野先生の3回シリーズの個展、〈時間と生きる建築Vol.Ⅱ上遠野徹「RCの住宅」〉との
コラボレーションで、去る8月8日にギャラリー創(札幌市中央区S9W6)にて、〈JIAセミナー
「建築を伝える」第2回 上遠野徹〉が開催されました。

 上遠野先生のお話が伺える、貴重な機会でしたのですが、残念ながら当日は、先生の体調が
おもわしくなく、上遠野先生の弟子でもある、圓山彬雄前支部長にピンチヒッターをお願いし、
展覧会の展示作品であるRCの住宅-大滝邸(1971年竣工、第6回JIA25年賞)のオーナー、
大滝重美氏に釧路よりお越しいただき、お二人の対談を中心にセミナーは進められました。

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 開場にお入りいただけないほど多数のご来場をいただき、熱気に満ちた開場で、上遠野先生が
事務所を開設されたころのエピソードからお話は始まりました。大滝氏が上遠野先生に設計を
ご依頼された経緯、当時の時代背景の中、北海道の地にふさわしい住宅として、ご自邸を考えら
れたこと、大滝氏ご自身の建築観、社会観、建築家と建築主の関係、等々、時には展示写真を
指さしながら、熱心にお話をしていただきました。すばらしい建築の建築主の話しを直にお聞きできる
機会はあまりないように思います。大変貴重な機会となったのではないでしょうか。建築家としては
襟を正さずにはいられないお話でした。

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 今回のように良い建築の建築主のお話を、これから建築主になる方等、幅広く様々な方々に
聞いていただれける機会を作っていくことも大事なことなのかなと思っています。
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 07:30 | 北の建築家たち Vol.66
建築家 入江正之 第22回村野藤吾賞受賞 札幌講演会
                                                対外交流委員会 藤島 喬

 2009年10月3日(土)札幌市立大学サテライトスタジオにて、入江正之氏の講演会が開かれた。氏は
現在、早稲田大学教授で、1987〜95年まで室蘭工業大学の助教授として、教鞭をとられ、多くの学生に
活力と希望を与えた。40年近くになるガウディの研究家としても有名である。

 今回の村野藤吾賞受賞は、スペイン、カタロニアの伝統的石造民家「マジア」の修復と再生作品であり、
組積造の壁の祖型を際立たせつつ、それと未来に引き立ててくれる鉄の架構体を拮抗させることによって
建築の初源を、住まうことの直感を喚起する舞台として問い直したこと。日本とスペインの国際的な文化交流
に大きく貢献した事が受賞理由であった。

 平成13年度からマジア集落調査に始まり、実測、計画そして「実験装置/masia 2008」の完成まで、
作品性の高さと同時に大変な努力の結晶である。遠方でしかも海外、工事は予測できない職人達との戦い
のようでもあった。その熱い語りは、一連の作品群にも及び90名の参加者は、時を忘れる程であった。
熱い語りは、更に二次会、三次会にも及んだ。

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by hokkaido-jia | 2010-03-14 07:20 | 北の建築家たち Vol.66
会長選挙立候補者立会演説会
                                        選挙管理委員長:大口雄一

  201 0年度の本部役員選挙に関して、理事・北海道支部長は鈴木敏司会員1名の立候補となり、
支部としては会長選挙のみの対応となった。この選挙に対する支部の対応について先ず、9月24日
の支部正副委員長会議で支部会員への会長選挙についてのアピールを進め、投票率のアップを図
ることの確認を行い、前回同様両立候補者の立会演説会段取りの確認も行った。

  支部選挙管理委員と事務局で段取りを進めることになり、両候補の都合から立会演説会の日程を
10月22日(木)に決定、9月28日には会場を前回と同じ「北海道建設会館」に確保した。 翌29日
選挙管理委員会から支部全会員宛に、相田、芦原両会長候補の「マニフェスト」と選挙日程が「建築家
10/15号」で告示されることをネット配信、合わせてJIA京都大会初日の10月1日に相田、芦原両会長
候補の立会演説会が予定されていることもお知らせした。支部事務局からは10月22日に支部立会
演説会が開催される旨の案内を支部全会員に通知し、多くの会員の参加を呼び掛けた。

 10月22日(木)当日18:00から予定通り、北海道建設会館8階大会議室にて支部会員65名が参加
して相田、芦原両会長候補の立会演説会を開催。選挙管理委員長から今回の選挙の経過と立候補者
の略歴の紹介のあと、両候補それぞれ約50分の所信表明演説のあと若干の意見交換の場をとり
20:00ころ無事終了した。

 投票締切りを間近にひかえた11月6日、再度支部全会員に投票の呼びかけをメール、FAXで行い、
投票率向上をはかった。
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 07:00 | 北の建築家たち Vol.66
JIAセミナー「建築を伝える」第3回 大口雄一 
                                                    事業委員会 小杉朋希

 第3回目の「建築を伝える」セミナーが、2009年10月23日にKBビルで行われた。今回の講師は
YOU建築計画代表の大口雄一氏。大口氏は㈱日本設計の中で、長きに渡る設計活動の中で、「街」を
造ってきたといっても過言ではないほどの数多くのプロジェクトの中で作品を生み出してきた。当に日本の
高度成長とともに歩んできた貫禄がある。

 セミナーでは趣味のSL写真からはじまり、学生時代のこと、建築を志したきっかけから御自分が歩ん
できた建築人生を、その時代背景と共に語っていただいた。霞ヶ関ビルの建築など、我々が単なる情報
知識としてしか知らないものを、改めてそこに携わっていた人間から見せられることで、新鮮な驚きと感動
を享受することが出来た。巷にあふれる新しい情報も必要ではあるが、時には我々若い世代の知らない、
先人の苦労や知恵に触れることで、未来に潜む落とし穴を回避する方法を見つけ出すことの重要性を
改めて感じさせられたセミナーであった。

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 参加人数は20名程であったが、ここに集まった方たちは大口氏の過去から現在に至る時代の中に、
あたかも自分がそこにいるような感覚で引き込まれていただろうと思う。

 現在大口氏は、日本設計時代の経験を元に、設計活動の傍ら北海道ファシリティマネジメント協会理事
として、官公庁に対するFM啓蒙活動に奔走している。
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 06:40 | 北の建築家たち Vol.66
環境ジャーナリスト 滝川 薫 北海道支部建築講演会
                                         環境部会 世話人代表 山本亜耕

 スイス在住の環境ジャーナリスト、滝川薫(カオリ)氏の公演会を、2009年11月10日、北海道自治労
会館で開催いたしました。

 支部事業として行なう環境セミナーですから、会員のみならず、他団体や市民も含めた多数の参加を
どう実現するのか?という課題に事業委員会、環境部会が協力して取り組みました。ポスター製作は事業
委員長の赤坂氏にお願いし、関係各所に事前配布するとともに、環境部会の構築した建築関連団体及び
市民NPOのメーリングリストにて案内を配布いたしました。

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 特にここ10年間のEU各国における環境建築の進歩はめざましいものがあります。ドイツでは2015年
以降は、パッシブハウス(実質:暖房エネルギー0の住宅)以下の性能のものは新築を認めない等の方針
を公式に発表していますし、そうした建築の社会普及に絡めて、補助制度や産業の再生、新たな市場の
開拓を積極的に推進しています。今やEUでは住宅といえども年間使ってよいエネルギーの量を法律で
定めることが常識となっています。まさに環境的な危機意識を社会全体で共有し行動することで、先進国
共通の悩みである化石燃料に依存した社会構造を変えようとしています。

 現在、滝川さんがお住いのスイスにおいても建物の消費エネルギーを厳格に定めそのランクに応じて、
公的支援(補助、助成、還付)を抱き合わせることで、住宅の質を高める試みが広く行なわれています。

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 当日は、こうした現在のスイスの現状を豊富なスライドと丁寧な解説で学ぶことができました。当日は
会員以外の参加者も合わせて約70名の参加があり、業界誌、数社から取材もしていただきました。
当日、長時間にわたり講師を務めていただいた滝川さん、コーディネートをしていただいた長土居さんにも
たいへん喜んでいただき、スタッフ一同ホッと安堵した次第です。今後とも市民に対する社会啓発や問題の
共有化を目指し、こうした催しを定期的に開催したいと思います。
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 06:30 | 北の建築家たち Vol.66
JIA U-40 建築家セミナー in SAPPORO
 
                                                    事業委員会 小倉寛征

 2009年11月13日にDAIKOライティング・コア札幌にて、「JIA U-40 建築家セミナーin SAPPORO」
として、「地球のディテール」と題した三分一博志氏の講演会が開かれました。当日は定員50名の会場で
したが、参加者97名と立ち見が出るほどの盛況ぶりで、三分一博志氏の建築とその取り組み方が現代に
おいて多くの方々の注目をあびていることが感じられました。

 講演では三分一博志氏の初期の作品から時系列でスライドが紹介され、それぞれにおいて何を意識し、
どの様に具現化したのかが論理的に語られていきました。三分一氏は「地球のディテールでつくった人工物
は地球の一部となり、自然の風景と感じるようになる」といいます。棚田、型枠のリサイクル、光り、空気の
流れなど作品ごとに様々な手法、考え方が説明され、建築が自然の循環の一部に組み込まれて地球の
ディテールになる様が伝わってきました。三分一氏の揺るぎない建築への姿勢に刺激をうけて会場を後に
した方が多かったのではないでしょうか。

また、講演会とあわせてDAIKOライティング・コア札幌2階では「第1回JIA KINKI U-40 設計コンペ
ティション」の全応募作品のパネルが展示され、講演会と同様、多くの方々に来場していただきました。

日時 2009年11月13日
場所 DAIKOライティング・コア札幌
講師 三分一博志氏
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 06:00 | 北の建築家たち Vol.66
第16回 ジョイントセミナー A&J
                                                    幹事長 遠藤謙一良

 2009 年12月4日18:00-18:30の時間内田洋行北海道支社「U-cala」にて
日本建築学会(AIJ)と日本建築家協会(JIA)のジョイントセミナーを開催した。

 30人の参加者の中講師に北海道大学大学院工学研究科教授菊地優氏をお迎えし[未来に残したい
歴史的建造物~地震から守る]をテーマとし歴史的建造物を守るイタリアでの学会の事情や構造的な
方法として耐震・免震・制震の教えを具体的な事例を基に講義いただいた。

 特に菊地教授が施工実績として設計っされたサンプルの為様々な点で現実的な内容が示されまた、
日本の古典建築の免震技術や国立西洋美術館の免震化の内容も身近で大変興味深いお話であった。

 特にイタリアでの歴史的建造物を守るヴェネツィア憲章の理念は保有に対する技術や方法に明確な
指針が示され北海道の建築文化を考える上で大切な視点を得る事ができるセミナーであった。
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 05:30 | 北の建築家たち Vol.66
北の建築家カタログ 北の住まいを建築家とつくろう VOL.4
                                                 広報委員会 前川尚治
 
 2009年12月に「北の建築家カタログ 北の住まいを建築家とつくろうVOL4」を道内有名書店にて
発売。タイトル通り、これで4号目となる(約3年ごとに発刊予定)。今号は58組、61名の建築家が参加。

 前号までのフォーマットを大きく変更し、読者に新鮮なスタイルで提供したいと考えた。引き続き、出版
を記念して「北の建築家による住宅展」をギャラリーIVORYにて開催(2010年2月24日~28日)。
約240名の方が来場し、会場では20冊を販売。建築関係者だけではなく、一般の方が多く来場したのは、
建築家という仕事を理解してもらうのに良い機会だったと思う。

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by hokkaido-jia | 2010-03-14 05:00 | 北の建築家たち Vol.66
住宅賞レビュー2009

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JIA北海道支部住宅部会では毎年道内に建てられた住宅に賞を与えるために自薦、他薦により募集を
行っている。

2009年の応募作品はアカシア賞(集合住宅賞)5作品、フキノトウ賞(住宅新人賞)11作品、ハルニレ賞
(住宅大賞)10作品であった。各応募者は2009年8月7日に公開のプレゼンテーションを100名近くの
住宅部会員をはじめ学生を含む一般参加者の中で行い、その場で5名の選考委員により各賞5点前後の
最終ノミネート作品を決定した。

その作品の中より住宅部会員が後日投票し賞が決定されました。2009年の各賞は次のようになります。

アカシア賞(納谷 学・納谷 新)・フキノトウ賞(堀尾 浩)・ハルニレ賞(五十嵐 淳)の各氏です。

また、第2回キタコブシ賞(北の建築文化貢献賞)は上遠野 徹氏に決定いたしました。受賞後先生が他界
されましたことに対しまして謹んでご冥福をお祈り申し上げます。(この賞は選考委員会で決定されます。)
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 04:40 | 北の建築家たち Vol.66
第20回旭川建築作品発表会
                                                     旭川地区 軽部 望

 去る2010年2月9日、今年で第20回目を迎えた旭川建築作品発表会が開催されました。
今年も前年同様に旭川工業高校、東海大学建築・環境デザイン学科の卒業設計発表と一般設計の部では
当会会員の柳雅人氏、山下設計北海道支社の設計監理部長海藤氏の2名が発表されました。

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 旭川工業高校は絶滅危惧種に登録されているマレーバクの生体展示プロジェクト「旭山動物園マレーバク
館」、買物公園の活性化と再生を目指した「買物公園 買物広場」、北彩都あさひかわ地区に集客を図るため
にファッションブランドメーカーを集めたシンボリックなショッピングモールを設置することでその解決を試みよ
うとする「北彩都あさひかわ ブティック旭川」の3作品のいずれも、旭川市が抱える諸問題に対し建築を通し
て解決を図ろうとする意欲作でした。

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 一方、東海大学建築・環境デザイン学科の卒業設計は札幌大通り公園を舞台に観光客や市民が気楽に
滞留できる情報観光施設づくりを目指すプロジェクト「SIDE STEP」。中間層に設けた大階段(パブリック
ステップ)が大きな特徴となっており、東西南北のグリッドで形成される札幌の中心街に対し30°の角度もた
せる事によって日常とはまた違った目線で見える風景を通して街の魅力を感じてもらう施設づくりを意図した
作品でした。

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 第二部は2作品の一般設計発表がありました。柳雅人氏設計による「めいほう幼稚園」は社会性を培うた
めには幼少期からの教育が大切であるとの園の教育方針を具現化するため、オープンクラス形式を採用。
オープン化によって起こり得る音の問題や使い勝手については当日発表会に来られた当幼稚園の先生方
から現場の生の声を聞かせていただき大変興味深いものとなりました。山下設計北海道支社の設計による
「旭川赤十字病院」の発表では、今回採用した免震構造システムについての詳細な説明と患者・スタッフに
分かりやすいサインを開発した事などについて説明されました。

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 第三部は平成20年から21年の2年間を掛けて行われた旭橋の塗替え工事中に発見された新たな事実や
エピソードなどについて、当会メンバーで旭川市景観アドバイザーでもある北島浤先生より特別講演を頂き
ました。今回で8回目の塗替え工事となりますが、過去の塗装層を全て剥がしての再塗装は初めてであり、
実際に現場で色彩の検討・決定に携わった目線からのお話に一般市民の参加者も大変興味深く聞き入って
いる様子が印象的でした。

 旭川市民の誇りであり興味の対象である旭橋の講演を行った事により、結果的に我々専門家団体の存在
と広範囲に渡るその活動内容や思考について広く市民にアピール出来たことは大きな収穫であり、単なる
専門家団体の内輪の建築作品発表会に終始することのない形で開催出来た事は大変有意義でした。それ
と同時に今後の旭川における建築作品発表会のひとつのあり方を示した内容となりました。

日時:2010年2月9日18:00~
場所:蔵囲夢リハーサルホール 
第一部:卒業設計発表 旭川工業高等学校・東海大学
第二部:一般設計発表 柳雅人建築設計工房・山下設計北海道支社
第三部:特別講演 -旭橋の塗装工事から見えた隠れた歴史― 
     講師:旭橋景観検討委員会委員長 北島 浤氏
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 04:30 | 北の建築家たち Vol.66


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