2007年度住宅賞をふりかえって 住宅部会副代表 小西 彦仁 JIA住宅部会恒例のレビューが昨年8月に大光電気ショウルーム3階イベントホールで約80名 の出席者の中で開かれた。今回のノミネートはハルニレ賞 五十嵐淳、井端明男、小西彦仁、 中村好文、中山真琴。フキノトウ賞は浅香克章、大塚達也・湊谷みち代、日野桂子。アカシア賞、 上原秀晃、名古屋英紀、藤本壮介(当日不在)。の各氏が熱のこもるプレゼンテーションを行い、 会場の参加者との応答を交え5時間にわたり繰り広げられた。 その結果、2007年度のハルニレ賞はグレイ山荘の井端氏。フキノトウ賞はATの浅香氏。 そして集合住宅のアカシア賞は情緒児短期治療施設(伊達市)の藤本壮介氏と決定しました。 この賞も創設から14回目となり、この辺でもう一度賞のあり方や選ばれ方を考え直す良い機会 かとも思います。それはレビューのとき毎回80名から100名近く集まるがその中で投票権を持 つ住宅部会の人の参加が少ないことである。この賞は投票により決定される、やはり生の作者の声 を聞いてほしいと思う。また年々減少している投票率も問題である。などなど改善していかなけれ ばならない課題があります。今後どの様にしていくかはまた、皆さんの声を聞きながら検討してい きたいと思います。14年間の蓄積が無駄にならないようにしたいものです。
by hokkaido-jia
| 2008-01-25 18:00
| 北の建築家たち Vol.63
| |||||
ファン申請 |
||