(社) 日本建築家協会   北海道支部 広報
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ご挨拶 支部長総括 2009年度

                                               日本建築家協会 北海道支部
                                                      支部長 豊嶋 守

2009年度の活動は、支部の財政難と建築業界全体を取り巻く厳しい環境の中での忍耐の1年でした。
活動の1つ目は支部活動及び運営の円滑化の推進と、支部経費の見直しと削減を積極的に改革する事でした。

2つ目は地方会員へのサービスの継続です。昨年から実行したDVDを活用した講演会・セミナー・ナイト
フォーラム等の記録化が地方会員への良い情報の提供となっています。また小室雅伸会員に依る釧路と
帯広でのセミナー、旭川建築作品発表会も開催できました。4月には地方会員の作品発表会も開催されます。

3つ目は「建築を伝える」をテーマにした会員に依る建築セミナーを3回開催する事が出来ました。熟練の
建築家が過去から現在までの自らの建築とその歴史を伝える良い企画となり、今後も続けていきます。

4つ目は講演会を入江正之氏、滝川薫氏、3月末には曽我部昌史氏にと3回開催する事が出来ました。日
本建築学会とのジョイントセミナーも斉藤雅也氏、菊地優氏と2回開催し有意義な内容となりました。7月に
は出江会長をお迎えして支部集会と講演会を開催しました。支部集会ではこれからのJIAの展望と改革、講
演会では出江美学と風土論、沈黙の美学・素材・色・形・間について講演を頂きました。

5つ目は若い建築家を中心にした活動です。JIA U-40建築家セミナー、住宅賞及びスライドレビュ-等
の開催です。北海道の若い住宅作家の作品は、日本はもとより世界にも認められました。五十嵐淳会員が
「JIA新人賞」、小西彦仁会員が「2009年BARBARA CAPPOCHINビエンナーレ」国際建築賞グランプリを
受賞し、北海道の建築家に夢と希望を与えてくれました。

6つ目は5年振りに「北の建築家カタログ 北の住まいを建築家とつくろうVOL4」の出版と記念展覧会の
開催です。今回は企画構成も一新して美しい内容の本となり、建築家選定の良いガイドブックの見本となりました。

7つ目は環境省のエコモデル事業で開催された下川町と美幌町のエコハウスコンペで、優れた設計案を誘
導して事業の審査・企画を含め成功へ支部会員が導いた事です。また美幌町の設計者には支部会員が選
ばれ、道内での久し振りのコンペ多くの会員が積極的に参加しました。

8つ目はオープンデスク、北のジュニアオーブンデスク、ミニさっぽろ2009住宅模型展、全国学生卒業コ
ンクール等の学生を対象にした活動も多数展開する事ができました。

9つ目は昨年より開催したテスクチャレンジコンペです。北海道の建築家を対象にした設計コンペで上位
入賞者3名を本年は中国上海万博を中心に建築見学の旅がプレゼントされます。3月末には審査会、5月
には旅行に出発します。

最後になりますが、本年は支部にとって悲しい出来事がありました。当会の名誉会員であり1987年に
発足した(社)新日本建築家協会の初代支部長、初代理事を務められた、上遠野徹先生が昨年11月9日
に85歳の尊い生涯を閉じられました。急な事でありましたのでご遺族とも相談の上、2月21日支部事業
として、「偲ぶ会」を開催致しました。当日は全国より先生と縁の深い方々を含め、約350人の出席を頂き
ました。ご出席頂いた皆様本当にありがとうございました。私達北海道の建築家は、上遠野徹先生が常に
青年の心と眼で決して驕る事無く、丁寧に建築を造り続けた意志を引継ぎ、「北海道の希望ある建築」へと
繋げる活動を今後も展開していきます。
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 10:00 | 北の建築家たち Vol.66
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