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環境ジャーナリスト 滝川 薫 北海道支部建築講演会
                                         環境部会 世話人代表 山本亜耕

 スイス在住の環境ジャーナリスト、滝川薫(カオリ)氏の公演会を、2009年11月10日、北海道自治労
会館で開催いたしました。

 支部事業として行なう環境セミナーですから、会員のみならず、他団体や市民も含めた多数の参加を
どう実現するのか?という課題に事業委員会、環境部会が協力して取り組みました。ポスター製作は事業
委員長の赤坂氏にお願いし、関係各所に事前配布するとともに、環境部会の構築した建築関連団体及び
市民NPOのメーリングリストにて案内を配布いたしました。

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 特にここ10年間のEU各国における環境建築の進歩はめざましいものがあります。ドイツでは2015年
以降は、パッシブハウス(実質:暖房エネルギー0の住宅)以下の性能のものは新築を認めない等の方針
を公式に発表していますし、そうした建築の社会普及に絡めて、補助制度や産業の再生、新たな市場の
開拓を積極的に推進しています。今やEUでは住宅といえども年間使ってよいエネルギーの量を法律で
定めることが常識となっています。まさに環境的な危機意識を社会全体で共有し行動することで、先進国
共通の悩みである化石燃料に依存した社会構造を変えようとしています。

 現在、滝川さんがお住いのスイスにおいても建物の消費エネルギーを厳格に定めそのランクに応じて、
公的支援(補助、助成、還付)を抱き合わせることで、住宅の質を高める試みが広く行なわれています。

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 当日は、こうした現在のスイスの現状を豊富なスライドと丁寧な解説で学ぶことができました。当日は
会員以外の参加者も合わせて約70名の参加があり、業界誌、数社から取材もしていただきました。
当日、長時間にわたり講師を務めていただいた滝川さん、コーディネートをしていただいた長土居さんにも
たいへん喜んでいただき、スタッフ一同ホッと安堵した次第です。今後とも市民に対する社会啓発や問題の
共有化を目指し、こうした催しを定期的に開催したいと思います。
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by hokkaido-jia | 2010-03-14 06:30 | 北の建築家たち Vol.66
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